2021年8月末 資産状況
8月末時点の資産状況と運用について振り返ります。
資産推移
8月末時点での総資産は68,277 SGD(約590万円)、PF全体としては7.37%の増加となりました。
米国株
米国株は5.48%の増加です。SPY、QQQはそれぞれ2.98%、4.22%の上昇となり、市場平均を若干ですが上回ることができました。調整に備えてSatelliteの半分をキャッシュポジションとして暫く様子を見たことで、SSOの5.92%、QLDの8.39%に対しては低くなりました。
PFとしては以下の形を基本にしています。
暗号資産
暗号資産は11.10%の増加です。9月2日現在のPFは以下となっています。
振り返り
8月の資産運用で考えたこと、実践したことなどを振り返ります。
米国株の運用ルール
8月は運用ルールをほぼいじらすに終えることができました。
1年近い実戦を経てようやく自分の投資スタイル(心理的に許容できるリスク、期待するリターン、情報収集にかける時間、その他メンタルなどのバランス)が確立できたように思います。
今後の課題は「大きな調整、暴落があったとき、準備しているヘッジが機能するか」です。これをできれば本格的な暴落が起こる前に経験しておきたいと考えています。
現在実践している運用ルールの詳細はこちら。
2%の損切りとトレイリングストップ
8月後半からSattelite PFの一番攻める部分(SPXL-2、TQQ-2)に、逆指値で2%の損切りいれています。またトレイリグストップで0.1%づつ切り上げるということやっています。
2%という幅は、SPY、QQQは上昇トレンドが継続している中でも1日単位では0.3%~0.6%ぐらいで小さく調整し、翌日反発するということが起こるため、これをホールドできるようなイメージで設定しています。
資金をマーケットに投入しておくことが重要
2倍、3倍のレバレッジETFを駆使して運用を行っているにもかかわらず、実際のリターンが1.5倍ほどのとどまってしまう結果を見て、改めてできるだけ多くの資金を長くマーケットに投入しておくことが重要と感じました。
今後は2%の損切りで売却されるまでは基本的にリスクオン型のPFを維持することでSPY、QQQの2倍~2.5倍のリターンを目指したいと思います。
暗号資産のPFを考えました
今月は暗号資産のPFをかなり変更しました。
今まではBTCとETHだけだったのですが、BitDAOのICTをきっかけにアルトコインを持つようになり、NFTやDefiなどの世界にすっかりハマってしまったためです。
暗号資産には米国株のようなインデックスがありません。アルトコインのリスクを抑えつつ、急上昇を拾うためには分散が必要になると考えています。
Core PFはBTC、ETHをバイ・アンド・ホールドで持ち、Satelliteについては毎月パフォーマンスが芳しくないコインを入れ替えるという一人アクティブ運用をしていこうかなと今は考えています。
Deltaアプリがとにかく便利!
米国株、暗号資産のPFをまとめて管理できるDeltaというアプリを重宝しています。無料版でも広告等が一切なく、日々の資産の推移を確認する手間が減りました。本当におススメです。
いよいよ鬼門の9月です。がんばっていきます!